糸魚川 根知大野庵

糸魚川の新しい暮らしをご紹介

大野庵ブログ その12

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約2分
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「こんにちは〜!」とは言わない大野庵の錦鯉たち(笑)。彼らにとっては過酷な冬。7尾のうち5尾は2度目の冬を乗り越えました。本来錦鯉は、20℃前後が水温としては最適なのだそうだが、大野庵の庭池は水温を管理する設備もなく、近くの用水路から引いたお水を掛け流し状態にしているのみ。雪の季節になると、凍りはしないものの水温はおそらく10℃以下。「ちべたい、ちべたい」過酷な環境になります。

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 そもそもなぜそんな過酷な環境で錦鯉??と思われる方も多いと思います。

 京都で養鯉場を営んでいる方が偶然にも近くのスキー学校の先生(現在は校長)で、2021年に大野庵で飲んだ時、我が家の池を見て、「最近の錦鯉は過保護に育てられているので、こうした自然の中に置かれると強い錦鯉になるのでは?」と提案されたことがきっかけ。そして、これがうまくいけば、山寺の耕作放棄圃場を養鯉場にできるのでは?という壮大な構想まで語り合いました。

 京都から送られてきた7尾は、何とか初めての越冬を達成。しかし、そのストレスは相当なものだったようで、雪解け後の5月に2尾が昇天してしまった。その後、2尾が追加され、再び7尾に。そして、この冬を乗り越えました。まだまだ雪も残っているので、油断はできませんが、今年は何とか全てが雪解け後も元気に泳ぎ回ってほしいと思います。寒い冬は『餌切り』(水温が低いと活発な活動をしないので、餌をあげると消化器系に過度な負担がかかるということで、餌をあげないこと)をしてるけど、もう少しの辛抱だからね。頑張れ〜!
大野庵にお越しの際は、ぜひ錦鯉の皆さんにお声がけをお願いします。「こんにちは〜〜!」と(笑)

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